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    マカン(106)
    平均相場価格 742.7万円

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ポルシェの関連情報

ポルシェ(Porsche A.G.)は、ドイツのシュトゥットガルトに本社を置く高級スポーツカーとレーシングカーを開発・製造する自動車メーカーです。まさに高級スポーツカーブランドの代名詞。ドイツのスポーツカーとレーシングカーの専門メーカーで、ダイン製なら一度はポルシェに乗ってみたいという憧れをもっていた人も多いのではないでしょうか。同社の代表車種である911は、発売から50年の歴史があり、現在も改良を加えて進化し、販売されて続けている車です。その一方で、近年はスポーツカー専業から脱皮し、SUVやセダンなど、販売車種を拡大する姿も見せ、中古車市場でも多く流通しています。

歴史

ポルシェはフォルクスワーゲン・ビートルの初期モデルである「タイプ1」を設計したフェルディナント・ポルシェにより彼のデザイン事務所として設立されました。その後、1948年9月に息子のフェリー・ポルシェによって、“ポルシェ”として初の量産車である「356」が製造・販売されました。ポルシェが自動車メーカーとしての第一歩を踏み出した瞬間です。「356」は動力性能と居住性、そして実用性の3つをバランスよく兼ね備えた小型スポーツカーであり、第二次世界大戦後の小型スポーツカーの分野における一つの指標となりました。
1954年にはレーシングカー「550」を発表し、早くも同年のミッレミリアではクラス優勝、ル・マン24時間耐久レースでは同じく54年、そして55年の2年連続クラス優勝を果たしました。ポルシェは設立当初よりモータースポーツと密接に関わってきました。
その後1964年に「356」の後継車となる世界的な名車「911」を発表しました。「911」は改良を重ねながら現在でもポルシェのフラッグシップモデルとして製造・販売されており、発表から50年程経った今も世界のスポーツカーの中でも第一級の性能を誇っています。
1970年にはフォルクスワーゲンとの共同開発による安価な小型スポーツカー「914」を発売し、ポルシェブランドの認知とユーザーの拡大にも成功しました。その後も主力の「911」を軸に、「924」「928」「944」「968」といったスポーツカーやGTカーを開発・製造・販売してきました。その他、ポルシェは軍用車や農耕車、月面車、また他の自動車メーカーの車両開発も手がけ、近年ではデザインなど様々な事業も展開しています。
最新の量産自動車のラインナップは、主力モデルの「911」、ライトウェイトオープンスポーツカーの「ボクスター」、そのクーペモデルである「ケイマン」、ポルシェ初のSUV「カイエン」、同じくポルシェ初の5ドアサルーン「パナメーラ」の計5車種です。

モータースポーツ

ポルシェは、創業時から積極的にモータースポーツ活動を展開しており、同時にレーシングカーコンストラクターとして数多くのレーシングカーを製造しています。それは他社にはないポルシェ独自の強烈なブランドイメージを確固たるものにしています。また、「カレラ」や「パナメーラ」、「タルガ」という車種の呼称も、メキシコの公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」や、イタリアのシチリア島で開催されていた公道レース「タルガ・フローリオ」に由来しています。ポルシェのレース活動は多岐に渡りますが、その中でも耐久レースに於ける成功は顕著であり、特にル・マン24時間耐久レースでは歴代最多の16勝を挙げました。初期のレースでは量産車をベースに排気量2000cc以下のクラスを主戦場とし、テクニカルなコースでは上位クラスの車両も凌駕する戦果を残しました。
その後1966年にはレース用にチューニングされた「911」の水平対向6気筒エンジンを搭載するスポーツプロトタイプレーシングカー「906」を開発。そして1968年には水平対向8気筒エンジンを搭載する「908」、1969年には同12気筒エンジンの「917」を開発・投入し、1970年には世界3大レースといわれるル・マン24時間耐久レースで念願の総合優勝を果たしました。1970年代に入ると、北米の自動車レース、カナディアン~アメリカン・チャレンジカップ(通称:Can-Am)用に、ターボチャージャーを搭載した「917/10K」を開発・投入して圧倒的な強さを誇りました。その革新的な技術はターボチャージャーエンジンを搭載するポルシェ初の量産車「911ターボ」の開発にフィードバックされ、同時に「934」「935」「936」といった「911」ベースのターボレーシングカーの開発にも繋がって行きました。その後、1980年代にはグループC規定に合わせた「956」「962」を開発。
これらはポルシェワークスチーム以外にも“市販”され、ヨーストやクレーマー、ブルンといった有力プライベートチームによって世界的な一大勢力となりました。「956」「962」は全日本スポーツプロトタイプカー選手権(通称:JSPC)にも多数参戦し、1983年の初代シリーズチャンピオンの獲得を皮切りに、1985年から1989年まで5年連続でシリーズチャンピオンを獲得しました。その結果、トヨタや日産などの国産レーシングマシンは常にポルシェの後塵をあびることになりました。
耐久レースの他にも1961年には「787」でF1に参戦し、1983年からはマクラーレンチームに1.5L V6ターボエンジンを供給、1991年にはフットワークチームに3.5L V12エンジンを供給しました。F1以外でもポルシェは各ラリー選手権に参戦したり、「911」のワンメイクレースであるポルシェカップを開催したりと世界各国で様々なレース活動を行なっています。
一方、ワークス体制としては1998年に「911GT1」で制したル・マン24時間耐久レースへの参戦を最後に一次活動を休止していましたが、2013年からはFIA世界耐久選手権(通称:WEC)に「911RSR」での参戦で復活しました。また2014年からは最高クラスのLMP1に新開発のハイブリッドレーシングカーでモータースポーツ界に再び返り咲く予定です。

代表車種「911」

ポルシェのフラッグシップモデルでもある「911」は、ポルシェ初の量産車「356」の後継車として1963年にフランクフルトモーターショーでプロトタイプがデビューし、翌1964年から生産が開始された“50年もの歴史を持つ世界的にも類を見ないスーパースポーツカー”です。その生産台数は82万台にのぼり、「最新のポルシェが最良のポルシェ」と言われながら7世代に渡るモデルチェンジによって常に世界最高の動力性能と実用性を極めて高い次元でバランスをとってきました。創業者のフェリー・ポルシェがその特徴を的確に表しています。「911は、アフリカのサファリ・ラリーでも、フランスのル・マン24時間耐久レースでも、街の劇場に出向く時でも、ニューヨークの町中でも、どこにでも行ける唯一のクルマです。」
<初代 901型(1964年~1974年)>
最高出力130PSの空冷水平対向6気筒エンジンを搭載し、210km/hの最高速度を誇って1964年にデビュー。1966年には鍛造アロイホイールが与えられた最高出力160PSの「911S」が発表されました。1966年には「911タルガ」が、安全機能を備えた史上初のカブリオレとしてデビュー。当初2.0Lからスタートした「911」も、 マイナーチェンジにより2.2L(1969年)、そして2.4L(1971年)へと排気量を上げ出力を増大させていきました。車両重量が1000 kg未満ながらも最高出力210PSを発生する2.7Lエンジンを搭載した「911カレラRS」は、この時期に於ける「911」の最高スペックモデルであり、そのリアエンジンフードの“ダックテール”は、世界で初めて量産車に装備されたリアスポイラーでした。
<2代目 930型(1974年~1989年)>
主要マーケットであるアメリカの安全基準に適合させるための大型バンパーが特徴の2代目「911」。930は、本来1975年に発売されたターボモデル「930ターボ」を指すコードネームで、自然吸気(NA)エンジンを搭載する2代目「911」は1977年まで901型と呼ばれていました。この2代目となる930型は、歴代の「911」の中でも最も長期に渡って製造販売されたモデルで、「930ターボ」「911ターボ」「911SC」「911SCS」「911カレラ」「911カブリオレ」「911タルガ」「911ターボ・フラットノーズ」「911ターボS」など数多くのモデルが発売されました。
<3代目 964型(1989年~1993年)>
北米市場で人気の高かった2代目「911」の後継として、その外観イメージを継承しつつ実際には80%もの部品を新製したのが964型です。特にサスペンションをフロントマクファーソンストラット+コイルスプリング、リアをセミトレーリングアーム+コイルスプリングに変更したことにより、先代とは比較にならないほど洗練されたハンドリングを得ることに成功しました。エンジンも先代の3.2Lから3.6Lに排気量を拡大し、89年に新たな4WDモデルである「911カレラ4」が、そして翌90年に伝統のRRモデル「911カレラ2」を発売。また「911」で初めてATモデルが追加されたものこの964型からです。その他「911ターボ」や「911ターボS」「911カレラRS」「911カレラRS3.8」といったスペシャルモデルも発売されました。
<4代目 993型(1993年~1998年)>
伝統の空冷エンジン最後のモデルとなるのがこの993型です。外観はキャビンまわりに先代のイメージを残しつつも、「911」の特徴でもあったヘッドライトを傾斜させ、フロントとリアフェンダーのシルエットやリアエンドまわりのデザインを変更しました。またリアサスペンションが先代のセミトレーリングアーム+コイルスプリングからマルチリンク化され、より現代的なフットワークを手に入れました。1996年にはエンジンの吸排気バルブを拡大し、同時に可変吸気機構の“バリオカム”でバルブタイミングの最適化を図ることにより、3.6Lエンジンで13PSアップの285PS、3.8Lエンジンで15PSアップの300PSにまでパワーアップしました。
<5代目 996型(1998年~2004年)>
初代から30年以上に渡って改良を繰り返して来たポルシェ「911」ですが、ボディーもエンジンも初めて全面的な新設計となったモデルがこの996型です。ボディーの前部にはコスト削減のために同時期にラインナップされた下位モデル「ボクスター」の部品が流用されました。また、フロントウィンドウも空冷モデルと比較すると55度から60度まで寝かされ、アンダーフロアのフルフラット化などもあってエアロダイナミクスが大幅に改善されました。エンジンはこのモデルより一新され水冷&DOHC化され、排気量が3387ccとダウンサイジングされたにもかかわらず出力300PS/6800rpmものパワーを発生させました。一方、996型の「911ターボ」と「911GT2」のエンジンだけは、空冷時代の3.6Lエンジンのクランクケースを用い、それに専用の水冷シリンダーとバリオカムプラスのシリンダーヘッドを組み合わせています。2002年には、当初より「ボクスター」の部品共通化によって不評だったヘッドライドまわりのデザインを一新するマイナーチェンジが行なわれました。
<6代目 997型(2004年~2011年)>
ボディーの基本骨格や一部のボディパネル、またエンジンやATなどは996型を踏襲しつつ、その外観を大きく変更したのが997型です。「911」のアイデンティティである丸形ヘッドライトが復活し、フロントスモールランプやウィンカーも往年の良き時代を彷彿させる別体型となりました。2008年のNAモデルには初めて直噴型のエンジンが搭載され、更に従来のティプトロニックSに代えてPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)と呼ばれる新たなデュアルクラッチトランスミッションが選べるようになりました。また、2007年にはターボモデルをベースとしたスペシャルモデル「911GT2」が、またカレラ系のエンジンとは異なり、1998年にル・マン24時間耐久レースで優勝した「911GT1」系のエンジンユニットを搭載したNAスペシャルモデル「911GT3」も発売されました。
<7代目 991型(2011年~)>
デザインコンセプトは先代の997型を踏襲しつつ、一方でその全てをより高い次元で進化させたモデルが991型です。最大の特徴はボディーへの軽量金属の大幅な導入であり、これによって先代の997型と比較して60kgもの軽量化が図られました。外観に関しては、997型で不評だった「ボクスター」との共有部品は無くなりましたが、実は車内部品やシャーシ、エンジン、サスペンションなどの多くはやはり「ボクスター」のそれと共有しています。エンジンは997型を元に新設計されたものでショートストローク化されました。また減速時に集中的にバッテリー充電を行なう回生システムやアイドリングストップ機構など次世代に向けた新たな機能も設定されました。またパワーステアリング機構も燃費改善のために従来の油圧制御から「911」としては初の電動となりました。スペシャルモデルの「911GT3」は7速PDKのみの設定となりマニュアルトランスミッションが廃止され、同時にポルシェ初の4WSシステム「アクティブリアホイールステアリング」が搭載されました。

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